絶筆

兵庫県立美術館 2007.5.29−7.8




 絶筆と一口に言っても本当に画家が最後の作品とは限らないことをこの展覧会は教えています。あらかじめ準備された作品、弟子たちが手を加えた作品、制作年が没年と一致する作品などを最初にことわってこの展示ははじまります。

 作品は、青木繁(1882−1911)の「朝日」、富岡鉄斎(1836−1924)の「栄啓期図」、古賀春江(1895−1933)の「サーカスの景」、岡田三郎助(1869−1939)の「織物」、ウルトラマンの怪獣制作で知られる高山良策(1917−1982)の「作品」他107点。

 この後、7月13日〜8月19日松本市美術館、8月24日〜9月30日富山県水墨美術館に巡回します。