オセアニア大航海展

国立民族学博物館 2007.9.13−12.11




 国立民族学博物館開館30周年記念特別展。

 約400年前、太平洋を行き来した現在のポリネシア人の祖先に焦点を中てています。オークランド博物館が企画した国際巡回展「ヴァカ モアナ」をこの展覧会に組み込みながら独自の資料を展示しています。

 出展作はヴァヌアツからティコピア島まで約170キロをパ・ヌクタプが1939年に航海した「ヴァカ(タウ・リンギノアという名前のカヌー)」、約2000年前に終焉した「フィジーの後期ラピタ土器」(2600〜2700年前)、フィリピン北部の山岳地域にあるギナアン村に伝わったカゴ「エルカブ」他。