ベルギー木の匠の技

京都工芸繊維大学美術工芸資料館 2011.5.23−8.11




 オランダの影響を受けた北部フランドル地方とは対照的に、ドイツ、フランスの影響を受けたベルギー南部のワロン地方を中心にヨーロッパの優れた木造建築を紹介する、考古学者ダヴィッド・ウブレクトの著書『ムーズ川沿岸都市の中世の木骨造建築技術に関する研究(1450−1650)に基づいた展覧会。

 展示品は、「フランス型斫斧」、「ドイツ型斫斧」、アンドレ・ヤコブ・ローボの『フランス家大工の技術書』(1782)、マテュラン・ジョッスの『ラフレシュの建築家と技術者』(1751)。