大正から昭和へ

山種美術館 2008.4.26−6.8

 大正デモクラシーと呼ばれる、海外との交流が盛んになった1920年代前後の新たな時代のもとで、描かれた作品約50点。

 作品は、小林古径(1883−1957)の現在確認できる唯一の油絵「静物」(1922)、本人は実際見た風景ではなく、江ノ島の波の写生から想像で描いた川端龍子(1885−1966)の「鳴門」(1929)、竹内栖鳳(1864−1942)の「班猫」(1924)他。