創画会60年展

京都高島屋グランドホール 2007.9.26−10.8




 1948年1月、当時新聞記者だった井上靖の記事で知れ渡った秋野不矩(1908−2001)、上村松篁(1902−2001)、橋本明治ら13人による「創造美術」創立から60周年を記念する展覧会。

 創設時のメンバーの作品を中心とした第1章 起、1951年「新制作派協会」と合流し、「新制作協会日本画部」と改名後の作品群第2章 承、名称が現在の「創画会」となった1974年以降の3部構成です。

 作品は、秋野不矩の「チャンバーの花」(1981)、菊池隆志(1911−82)の「交響詩画 嵐の海 第二章」(1958)、山本丘人(1900−86)の「晩雪」(1956)、奥村厚一(1904−74)の「オランダ風景」(1963)、加山又造(1927−2004)の「雪晴れる」(2000)、上村淳之(1933−)の「蓮池」他約70点。