下張り文書は語る、秀吉の京都

京都市歴史資料館 2011.6.4−7.13




 1989(平成元)年、臨済宗大本山建仁寺の塔頭である大中院(京都市東山区)所蔵、海北友松(1533−1615)の襖絵12面の内、紙本墨画山水画8面を修復する際、下張りから発見された「大中院文章」。

 その内、京都奉行として、豊臣秀吉(1536−98)に仕えた前田玄以(1539−1602)とその重臣・松田政行(1554−1606)が不要になった公文書を反古紙として提供したものと考えられます。

 今回は、寄託された「大中院文章」を裏打ちして成巻完成を記念した展覧会です。

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