色と細密の世界 七宝展

INAXギャラリー大阪 2009.12.5−2.18




 副題「華麗な艶めき密なる手わざ日本の美」。

 明治期以降盛んにになった七宝の主に京都・名古屋の名品を展示。

 作品は、明治13年設立・安藤七宝店(名古屋)の工場長を務めた川出柴太郎の「芥子文大花瓶」(明治後期)、三輪富三郎の1905年リエージュ万博出品作「四季花鳥文花瓶」、円山派・渡辺省亭(1851−1918)の日本画を下絵とした濤川惣助の「月に花文皿」(明治中期)、並河靖之(1845−1927)の「蝶花文香合」、「瑞鳥花卉唐草文花瓶」他。