アジアとヨーロッパの肖像
国立民族学博物館 2008.9.11−11.25
国立国際美術館 2008.9.30−11.24
アジア・ヨーロッパ・ミュージアム・ネットワーク(ASEMUS)に参加する18カ国の美術館・博物館が共同作業の国際巡回展、5カ国を巡回予定。
国内は、福岡アジア美術館(2008.12.6〜2009.1.25)、神奈川県立近代美術館・神奈川県立歴史博物館(2009.2.7〜3.29)で開催予定。
1章 それぞれの肖像
2章 接触以前−想像された他者
3章 接触以降−自己の手法で描く
4章 近代の眼−他者の手法を取り入れる
5章 現代における自己と他者
から構成されアジアとヨーロッパの作品を通しての歴史やあり方を考察しています。
しかし、2会場で開催する必要性にはいささか疑問点を抱いてしまいます。
作品は、インド・カンパニー派(作者不詳)の「ラージャーの肖像」(1880頃)、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの「ディヴァン・ジャポネ」(1893)、オーギュスト・ロダンの「花子のマスク」(1908、鋳造1974)、チャン・ジューチーの「林学大の肖像」(1940頃)、南桂子の「月」(1954)、森村泰昌の「美術史の娘(王女A)」(1990)、澤田知子の「School Days/F」(2004)他。