ラファエル前派からウィリアム・モリスへ

美術館「えき」KYOTO 2011.2.25−3.27




 1848年9月、美術評論家ジョン・ラスキン(1819−1900)の影響とイギリス画壇を刷新、また、ルネサンス以前の中世文化の憧れを加え、ウィリアム・ホルマン・ハルト(1827−1910)、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828−82)、ジョン・エヴァレット・ミレイ(1829−96)の3名を中心に結成されたラファエル前派同盟。

 作品は、ウィリアム・ダイス(1806−64)の「ヤコブとラケルの出会い」(1850−53)、ラスキンの「ルーアン大聖堂西玄関口」(制作年不詳)、ロセッティの「朝の音楽」(1867)、ミレイの「めざめ」(1865)、エドワード・コリー・バーン=ジョーンズの「プシュケを救い出すクピド」(1867)他。