印象派の巨匠ピサロ展

美術館「えき」ＫＹＯＴＯ　２００８・８・３０−１０．５

　カミーユ・ピサロ（１８３０−１９０３）の長男リュシアンが死後寄贈したイギリス最古（1683）の美術館、オックスフォード大学・アシュモリアン美術館収蔵作から約９０点。

　カミーユだけでなく、リュシアン、フェリックス、リュドヴィク＝ロドルフの3人の息子、孫娘のオロヴィダの作品やカミーユが影響の受けたジャン＝バティスト＝カミーユ・コロー（１７９６−１８７６）の「ヴィル＝ダヴレー近くのル・プティ・シャヴィル」（１８２３頃）、エドゥアール＝マネ（１８３２−８３）の「協会のある風景」（１８７０頃）やウジェーヌ・ブーダン（１８２４−９８）の「ベルク、曇り空の風景」（１８８２）が展示されています。

　カミーユの作品は「ポントワーズの風景」（１８７２）、１４連作のうちの１点「チュイルリーの庭園、雨天」（１８９９）、「窓からの眺め、エラニー＝シュル＝エプト」（１８８８）他。