芸術都市パリの100年展

京都市美術館 2008.9.13−11.3




 1830〜1930に焦点を当てた日仏修好通商条約150周年、京都市・パリ市姉妹都市盟約締結50周年記念展覧会、約140点。

 会場を入るとすぐにある投影映像「エッフェル塔」は1889年パリ万博開催を記念して、当初20年後の取り壊しを想定し反対意見の中、建設されたが、今や凱旋門を並びパリを代表する建物となっています。

 それと同様にこの時代は、絵画でも宗教画、歴史画が格上の絵画とされた時代から写実主義、印象派の時代へと大きく変動し、その後も、ナビ派、キュビスム、野獣派等へと繋がっていきました。

 作品は、ジャン=バティスト=カミーユ・コローの「ジェーヴル海岸から眺めたシャンジュ橋」(1830頃)、ピエール=オーギュスト・ルノワールの「ニニ・ロペスの肖像」(1876)、モーリス・ドニの「墓地の聖女」(1894)、モーリス・ユトリロの「コタン小路」(1910−11頃)、アリスティード・マイヨールの「アルモニー」(1940−44)他。

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