北欧モダン デザイン&クラフト

京都市美術館 2007.9.15−10.21




 19世紀のアーツ&クラフト、20世紀のドイツ工作連盟やバウハウスに影響を受けながらも独自に発展してきた北欧4国(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)のモダン・デザインを

1、伝統

2、機能

3、表現

から1911年のフレデリア家具製造社創業、ルイス・ポールセン社創設から考察した全298点の展覧会。

 作品は、ヤーコブ・ヤコブセンの「デスク・ランプL−1モデルNo.8155」(1937/1995)、ハンス・J・ウェグナー(1914−2007)の「ザ・チェア」こと「椅子モデルNo.501(ラウンド・チェア 丸い椅子)」(1949)、マルセル・ブロイヤーの「3B(ワシリー)」にヒントを得たアルヴァ・アアルト(1898−1976)の「肱掛椅子モデルNo.41 バイオミ」(1930−31)、スティ・ルンドベリ(1916−82)がシャガールからのインスピレーションを受けたと言う陶器シリーズ「カルネヴァル(カーニヴァル)」(1958−62)はピカソ的です。

 また、「ムーミン」の作者トーヴァ・ヤンソン(1914−2001)の「舞台のためのデザイン画」(1950)など心を和ませてくれる作品もあります。

高島屋2007年ボージョレ・ヌーヴォーご予約承り高島屋