奈良絵本・絵巻の宇宙展

思文閣美術館 2010.8.28−11.7




 室町時代後期から江戸時代中期まで、主に京都で制作された彩色入りの写本、奈良絵本・絵巻50余点。

 この展覧会では、浅井了意(1610頃−91)、居初つなの作家にも焦点を当てます。

 奈良絵本・絵巻という名称は、明治期には知られていた奈良の御土産「奈良絵」と似ている絵本群ということで名付けられたと考えられています。

 作品は「八幡縁起絵巻」(1565−95頃)、「熊野の本地」(1595−1625頃)、「物くさ太郎」、「住吉物語」(1625−55頃)、「橋姫物語」(1655−85頃)、「浦島太郎」(1685−1715頃)他。

 注)年は実際の制作年数ではなく、描かれた時代を示すものです。


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