生誕100年 南桂子展

美術館「えき」KYOTO 2011.4.1−24




 副題「銅版画−静寂の線がつくる世界」。

第1章       東京時代 油彩画から銅版画へ

第2章       フランス時代 1950年代後半・詩情の発露

第3章       フランス時代 1960年代・物語性の発展

第4章       フランス時代 1970年代・青の時代へ

第5章       アメリカ時代 1980〜90年代・凝縮する

から構成されています。

 作品は、現在確認されている最初期の銅版画「幻想」(1953)、1957年第2回リュブリアナ国際版画ビエンナーレ出品作「少女」(1954)、1958年のユニセフグリーティングカードに採用された「平和の木」(1957頃)、谷川俊太郎詩集『空に小鳥がいなくなった日』(1974、サンリオ出版)他。

 この後、彼女の生まれ故郷・富山県の高岡美術館他に巡回します。