20世紀の夢 モダンデザイン再訪

サントリーミュージアム[天保山] 2007.5.17−7.1




 大阪市立近代美術館建設準備室、国立国際美術館、そしてサントリーミュージアム[天保山]の共同企画「大阪コレクションズ」第3弾。

 フランス/ベルギーのアール・ヌーヴォー、ロジャー・フライが1913年、キュビスムやフォーヴィスムの影響を受けた美術家と設立したオメガ工房、銀行家フリッツ・ヴェルドルファーの協力を得て設立されたウィーン工房、バウハウス、ロシア構成主義などから家具、写真、資料、絵画、ポスター等約160点。

 作品は、バウハウスの全身ワイマール美術工芸学校校長も務めたアンリ・ヴァン・ド・ヴェルド(1863−1959)の「トロポン」(1897)、ピエール・ボナール(1867−1947)の「散歩」(1899もしくは1897)、チャールズ・レニー・マッキントッシュ(1868−1928)がオーブリー・ビアズリー(1872−1898)の影響を受けた作品「グラスゴー美術協会」(1895)、ヨーゼフ・ホフマン(1870−1956)と共にウィーン工房を主宰したコロマン・モーザー(1868−1918)の「肘掛け椅子」(1904)他。