絵画と衣装 美の名品展
京都文化博物館 2007.4.13−5.27
1929(昭和4)に衣装図案の為に能装束を購入したことがきっかけとなり時代衣装400点、絵画600点余りを所蔵する丸紅コレクションより選抜された約200点の展示。
衣装図案に関しては「あかね会」が社内に設置され、今回展示されている岡田三郎助の「山野草」(1934)、堂本印象の「春渓早梅」(1931)、藤島武二の「芥子」(1930)他、多くの日本画家がその図案を手がけています。
また、絵画では梅原龍三郎の「桜島」(1937)、和田英作の「彦根内湖」(1943)、岡鹿之助の「積雪」(1956)等の日本人画家の他、一時絵画の輸入代理業務を行っていた商社力を活かし、モーリス・ド・ブラマンクの「冬景色」(制作年不詳)、エミール・ノルデの「森の空き地」(1910)、そして今回の目玉作品、サンドロ・ボッティチェリの「美しきシモネッタ」(1480−89頃)等の作品が観られます。