京焼の萌芽

京都市考古資料館 2009.3.1−9.30




 従来、野々村仁清・尾形乾山以前の京焼は不明とされてきましたが、近年、伏見城下で出土した軟質施釉陶器が発見され、初期京焼として位置づけられました。

 今回はその成果の過程を出土品で飾る特別展示です。

 作品は、「粟田口」鉢、「軟質施釉陶器黒茶碗」、「贋作「乾山」銘香炉」(江戸後期)他約450点。