川端康成と東山魁夷

京都文化博物館 2008.1.16−2.24




 「東山さんのいずれかの絵が私の家のどれかの部屋にかかってない時はなっかた。」と語る川端康成。

 二人の交流は、往復書簡だけでも100通を超えます。

 この展覧会は1999年の「川端康成・文豪が愛した美の世界」の続編でもあります、副題は「響きあう美の世界」。

 作品は、川端康成の直筆原稿や川端がノーベル文学賞受賞の日に書いた書を東山が屏風に仕立て金砂子と金泥で背面に夕映えを描いた「秋の野に」(1968)、東山の「滝」(1954頃)、「年暮る」(1968)、「晩鐘フライベルグ」(1971)、川端の収蔵品である浦上玉堂の「凍雲篩雪図」(19世紀)、池大雅の「十便図」(1771)、与謝蕪村の「十宜図」(1771)他。

Caves.I 486*60ソースネクスト