没後30年−その後の甲斐庄楠音<素描・草稿>展

京都造形芸術大学RAKU+芸術館 2008.1.23−2.3




 1926年、第5回国画創作協会で「女と風船」を[きたない絵]と土田麦僊から評され自殺も考えたとも言われる甲斐庄楠音(1894−1978)の後半期の軌跡の一部を辿る展示、約30点。

 映画監督溝口健二の「元禄忠臣蔵(前編)」や「雨月物語」で衣装や風俗の考証を担当しましたが、晩年は回顧展の為に資金調達に彼自身も遁走する生活ぶりでした。

 彼の興味が何だったのかを示す「スクラップブック」とそのスライドショーの企画があります。

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