稲垣仲静・稔次郎兄弟展

京都国立近代美術館 2010.5.18−6.27




 早逝した兄を尊敬し、「兄貴と二人展をしたい。」と周辺の人々に語っていた稲垣稔次郎(1902−63)と兄・仲静(1897−1916)の念願の展覧会。

 作品は、仲静の「長刀鉾」(1912)、「里芋」(1913頃)、「雉」(1915)、「加茂川」(1916)、「軍鶏」(1919)他144点、稔次郎の「型絵染 青楓の図屏風」(1948)、「北野天神の市」(1955)、「伏見稲荷」(1955)、「ねずみの草子」(1956)、「壬生狂言 炮烙割り」(1957)、「桂川の風趣」(1959)、「麦の穂波図屏風」(1961)他116点。

 この後、岡山、東京に巡回します。