ふたつで一つ

京都市美術館 2008.11.15−2009.1.18




 第三期コレクション展、収蔵品の中から対になる作品、84点。

 「対の表現1」、「二人で一つ」、「対の表現2」、「対と見立てる」の4つから構成されていますが、最後の「対に見立てる」が作者の意図が感じられず、一番興味深い内容となっています。

 作品は、今尾景年(1845−1924)の「蕉陰双鶏図」(1891)、菊池隆志(1911−1982)の「交響詩画 嵐の海第1章」(1976)、「交響詩画 嵐の海第2章」(1978)、榊原紫峰(1887−1971)の「獅子」(1927)、鹿子木孟郎(1874−1941)の「海辺」(1930)他。