フィラデルフィア美術館展

京都市美術館 2007.7.14−9.24




 1876(明治9)年、アメリカ独立100周年を記念して開催されたフィラデルフィア万博のメモリアル・ホールを起源とするフィラデルフィア美術館は最近ではその階段部分が「ロッキー・ザ・ファイナル」で使用されています。

 所蔵品は、アルバート・C・バーンズや砂糖王ヘンリー・ハウメイヤーの顧問弁護士であったジャン・G・ジョンソンが1917年寄贈した1,200点を超える絵画コレクションをはじめ約25万点です。

 今回はその中から副題の「印象派と20世紀の美術」が表すように47作家77点です。

 作品は、エドウアール・マネの「キアサージ号とアラバマ号の海戦」(1864)、クロード・モネの「ポプラ並木」(1891)、ピエール=オーギュスト・ルノワールの「ルグラン嬢の肖像」(1875)、マルセル・デュシャンの「画家の父の肖像」(1910),

パブロ・ピカソの「三人の音楽家」(1921)他。