エミリー・ウングワレー展

国立国際美術館 2008.2.26−4.13




 過去10年間で100回を超える展覧会が開かれているアボリジニ画家、エミリー・カーメ・ウングワレー(1910頃〜1996)は80歳を目前にして、はじめてカンヴァスを手にし、亡くなるまでの約8年間に3〜4,000点の作品を残しました。

 彼女が有名になったには死後の1997年オーストラリア代表となったヴェネツィア・ビエンナーレ。

 作品は彼女が初めて手がけたカンヴァス作品、「エミューの女」(1988−89)、縦3メートル、横8メートルという大作を下書きもせずに2日間で仕上げた「ビッグ・ヤム・ドリーミング」(1995)、オーストラリア女性作家として初めて100万ドルを超える落札額を記録した「大地の創造」(1994)他約120点