パリ・ドアノー ロベール・ドアノー写真展

美術館「えき」KYOTO 2009.1.31−2.22




 1950年代後半からのヌーベル・バーグでよく見た少し古い時代の風景がところどころに盛り込まれながら、1948年から『ヴォーグ』誌と契約したこともあり、有名人の肖像もあります。

 ロベール・ドアノー(1912−1994)は、わかっているだけで生涯45万枚のネガを遺し、アンリカルティエ=ブレッソン(1908−2004)と交流をもちながらも別な角度でパリ、とりわけ、そこに住む人々を撮り続けました。

 作品は、「歌詞カード」(1944)、「カフェ・デ・シャッスールのオーソン・ウェルズ」(1950)、「夜のヴァンドーム広場」(1949)、「下宿屋」(1965)、「コンコルド広場の歩行者たち」(1973)、「ジャン=ポール・ゴルティエ」(1985)、「鏡の中のココ・シャネル」(1953)、「階段の対角線」(1953)、「パリ市庁前のキッス」(1950)他。

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