小野竹喬展

大阪市立美術館 2009.11.3−12.20




 小野竹喬(1889−1979)の生誕120年を記念した初公開11点を含む100点と素描を展示。

 1934年頃から大和絵風の表現に変わったことをこの展覧会では節目とし、それ以前を 第1章 写実表現と日本画の問題、それ以降を 第2章 自然と私の素直な対話としています。

 作品は、師である竹内栖鳳の月例研究会に出品し、故郷の岡山県笠岡尋常小学校の恩師・原田為市に送られた「野之道(蕉翁句意)」(1906)、かつてアムステルダムの日本料理店に飾られていた「暮るる冬の日」(1910)、第1回国展出品作品「波切村」(1918)、特別出品として、全10点の「奥の細道句抄絵」(1975−76)、1921.10.4−1922.5.22まで小野、野長瀬晩花(1889−1964)、黒田重太郎(1887−1970)と共に訪欧した土田麦僊(1887−1936)の「聖シスト寺(ピサの街)」他。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)