舞台芸術の世界

京都国立近代美術館 2007.6.9−7.16




 副題は「ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン」。1909年旗揚げされたバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)の舞台デザイン、衣装約190点を展示、監修者はアラ・ローゼンフェルド。

1、ディアギレフのバレエ・リュス

2、ロシアの民族性を求めて

3、コメディア・デラルテ、カーニバル、キャバレー

4、伝統と実験

5、舞台を彩った人々

から構成されています。

 作品はディアギレスとバレエ・リュスを設立し、美術監督として活躍したレオン・バクスト(1866−1924)の「アラジンの衣装デザイン(バレエ『シェエラザート』より)」(1910)、アレクサンドル・プーシキン原作、1907年10月7日モスクワで初演された『金鶏』の舞台デザインを手がけたナタリア・ゴンチャロフの作品(彼女は舞台美術を手がけた最初の女流画家)、1830年代のサンクトペテロブルグを舞台とした1911年6月13日、パリ・シャトレ劇場初演の『ペトルーシェカ』のパリ・オペラ座バレエ団による再演の映像作品など。

 この後、東京庭園美術館、青森県立美術館に巡回します。

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