浅川伯教・巧兄弟の心と眼

大阪市立東洋陶磁美術館 2011.4.9−7.24




 浅川巧(1891−1931)の生誕120周年記念の「朝鮮時代の美」。

 “李朝”−朝鮮時代(1392−1910)の陶磁器に世界に先駆け、光を当てた浅川伯教(1884−1964)・巧兄弟。

 彼らは、柳宋悦の民芸運動にも影響を与えました。

 作品は、伯教の「京城風景図」、柳宋悦原稿・巧著の『朝鮮の膳』「跋」(1929)、「白茶碗「幸亥左」銘」(1611)、柳が朝鮮陶磁に傾向するきっかけとなった「青花草花文面取壺」(18世紀前半)他、約200点。